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両親も手を焼く遊び好きな女子高生・直美。しかし、母親はある日家を出たきり愛人の元に去ってゆき、直美は夏休みを旅館を経営する田舎のおばさんの家で過ごすことになった。手を焼いた父親が娘を姉の所に追いやったのだ。
人々も風景ものっぺりとした田舎で、毎日、食事を運んだり布団をたたんだりの旅館の手伝い。おまけに、おばさんの娘は頭が弱くて、うっとうしい。それなのに、おばさんの遠い親戚にあたる小出さんの世話まで押し付けられた。「近ごろボケてきちゃってね、一日一度顔をだしてくれればいいのよ」とおばさんはいうのだけれど、なぜアタシがやらなくちゃならないのだろう。
小出さんは80歳近い普通のおばあさん。でも、ときに記憶が混濁し訳のわからないことをいう。大丈夫な日は、直美とビールを飲みながらおしゃべりをする。でも、小出さんは両親やおばさんのように小言を言ったり、根ほり葉ほりうっとうしいことを聞いてきたりしない。ビールも煙草もOK。なぜ小出さんだとアタシは普通なんだろう。小出さんの家の屋根裏には古めかしいものがたくさんある。慌てて隠した写真は、小出さんの若い頃の写真らしい。若くて美しくて輝いて、女優さんみたい。直美は小出さんと小出さんの過去に興味を持ち始める。
酒屋の青年との恋は遊ばれたらしい。悲しい。おばさんの家も居心地が悪くなってきた。けど、しかたがない。父親が事故にあった、たいへんだ。でも、事実を認識するだけでせいいっぱい。
どうしていいのかわからない直美の行き先は、小出さんのところだった。直美と小出さんは、いつしか親しくなり、ふたりは互いの秘密や夢を共有し始めるが…。 |

2001年/日本/カラー/35ミリ/アメリカンビスタ/DOLBY SR/105分/
製作・配給:百米映画社/配給協力:ゼアリズエンタープライズ/シネマスコーレ
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